2016年御翼4月号その3

 

信仰を実践し、使命を果たそう―ロバート・シューラー博士

 

 自分のミッション(使命)を見い出し方
 1.人生で、何よりもやりたいことは何であるか。
 2.失敗しないとわかっていたら、何をするだろうか。
 3.一度限りの人生で、命を掛けででもやりたいことは何であるか。   

 大学に行って学位を取れば、使命を見出せるなどと思っていないだろうか。必ずしもそうではない。使命を見出すには、神に祈ることから始めよう。神がおられ、どんな人の人生にも目的を与えておられると信じよう。何か大きなことを成し遂げなければならないということではない。しばしば物事は、小さく簡単なことから始まる。「主よ、きょう、あなたがわたしを通して語りかけたいと思っておられる人へと、わたしを導いてください」という祈りから始めよう。そして、聖書を読んでいれば、特別な御言葉が与えられるかもしれない。
 何故使命を知ることが大切なのか。気楽に生きるだけではだめなのか。聖なる情熱や目的を持たずに生きていてはならないのか。それは、使命を見出した時、あなたの良心には夢が介入する。夢や希望ほど大切なものはない。夢(強い希望)がなければ、人は本当には生きられない。生存はしているかもしれないが、何も生み出すことはなくなってしまう。頑張って我慢しているかもしれない。しかし、忍耐するだけでは不十分である。前向きで、建設的で、霊感を持っていなければ、自分の、そして周囲の人たちの人生を築き上げることはできない。
 与えられた夢が神の御心に沿っているかどうかは、それに夢中になれるかどうかである。毎日の生活で、夢中になれることならば、神から与えられた夢であることが多い。「生きる目的を知らなければ、死ぬ準備はできない。そのためなら死んでもよいというくらいの使命を見出さなければ生きる準備はできていない。」家族のため、この伝道活動のためなら、命を捨てられる。命を捨てられるものを見出した時、人は初めて真の人生を生きることができる。夢を持ち、夢が目標となり、目標に夢中になれる。そのときこそ、あなたは生きられる。  

バックナンバーはこちら 御翼一覧  HOME